当部会について

川崎市医師会学校医部会は、昭和50年に川崎市医師会の部会として発足し今日に至っている。学校保健の現場では、いじめ、不登校、喫煙、飲酒、薬物乱用、虐待、性に関わる問題、ゲーム障害、医療的ケアなど様々な問題への対応が求められる。また、アレルギー疾患、生活習慣病、運動器疾患、COVID-19感染症をはじめとする新興再興感染症への適切な対応も重要である。これらを踏まえ、下記項目を実行していく。

１．川崎市立学校の心臓病、腎疾患、糖尿病検診については、行政および部会内委員会を通じて充実を図る

２．児童・生徒の生活習慣病予防対策に取り組む

３．脊椎側弯症を代表とする運動器疾患の発見率の向上および予防に取り組む

４．こころの問題については、行政と連携して対応する

５．感染症対策については、川崎市医師会および行政と協力して予防対策を推進する

６．眼科校医の抱える諸問題について、眼科医会と連携して対応する

７．耳鼻咽喉科校医の抱える諸問題について、耳鼻咽喉科医会と連携して対応する

（1）健診時の診断基準の統一を徹底する

（2）健診後の管理を、学校保健委員会を利用し推し進める

８．学術講演会と学校心臓病検診に伴う研修会を開催する

９．部会報である「学校医ニュース」を発行して、会員の情報提供に努める

１０．学校医活動における諸問題に対しては、活動検討委員会にて検討し対応する